梅雨、風貌ありしきこの田舎

こんにちは。

かれこれ5ヶ月、こんなくだりのないブログを更新するのを怠っておました。おました。

 

早いもので季節はもう夏の一歩手前。

to you、そう、ツーユーです。

 

 

この5か月、ただただ怠っていた訳ではありません。

私の環境、心境の変化たるや…

 

 

なんなら梅雨も明けてすでに夏になってるし。

夏に成り立て、もぎ立て感たっぷりなこの私が昨日、

救急車で運ばれたお話をさせていただくとします。

 

下痢○ピーだし

めっちゃゲ○ロ吐くし

高熱感半端じゃないし

手足と腰が痺れて動けないしで

朝から笑っちまうくらいに不調。

 

ピース又吉さんの芥川賞受賞くらい自分にとってビッグな出来事だなあ、とのんきに不調をかましてました。

 

でもねでもね、私の職場ってば、よく一人しかいない日がありんして(しがない田舎のお店で働いております)、

まさにその日、ドンピシャで一人。

 

出勤が私しかいない日で、私が行かないとお店が開かないという日だったんdeath。

頭の中ではギリギリでいつも生きていたいから〜♩の部分エンドレスリピート。

最近人数減ってスタイル変わったけど何かと右肩上がりだよね応援してるよ中丸君、はいシューイチ。

と心の中ではシューイチポーズを決めてみたりして。

 

 

要するにね、「行かない」という選択肢は「ない」ということです。

 

おでこには冷えピタ、震える手でアイメイクだけかろうじてできた。

いざ、出陣(出勤)。

 

 

いつもはチャリ通勤な私、むりぽ〜と思い交通手段はバスを選択。

バス停までの道のりは普段なら歩いて1分程度。まさか5分かかるとは思わなかった。

 

乗るや否や運転手さんやお客さんからの「えっ…」ってゆう空気。そりゃそうよ、だって目つきが殺人鬼。冷えピタ貼った殺人鬼。ちょっとダサめだけど。

オーケーオーケー、気にしないよと、気になんてならないよと。

 

バスが揺れる度に漏れる私の吐息。

吐息だなんて言葉だけ見るとエロを感じるけど、実際はゲロしか感じない。本当にギリギリ。

 

殺人鬼も無事にバスを降り、戦場(職場)へ向かう。

タイムカードがこんなに重いと思わなくて震えた。初めて人を切った時の武蔵のようにはいかなかった。完全に私は又八だった。(バガボンド

 

掃除機をかけるなんて皆無でしかなかった。その場で動けなくなりフリーズ。

 

と、一人じゃなければこのままフリーズしていられるんだけど。

根だけ真面目な私、オープンしなきゃ…と這いつくばってお店を開けた。

死ぬ物狂いでレジ金とか入れた。ずっと震えてた。たぶん西野カナなんかより少し多めに震えてたと思う。

 

 

田舎の商店街にある私の戦場(職場)。

30分から1時間、一人も来店がないことなんてZARA中のZARA

CHARA、へっCHARA

 

お客様から見えないようなところでまたバタンキュー。

何十回めかのギリギリでいつも生き…くらいのタイミングで救世主スタッフ登場。

朝、多店舗の店長に状況を伝えておいてよかった…どうにか手配をしてくれて私を病院に行かせられるようにスタッフを1人送ってくれた。

 

「店長、大丈…ぶじゃなさそうですね!え!どうしよう!」とスタッフ。(こんな目つきが殺人鬼も一応店長なんです)

「○○ちゃん…来てくれてありがとう…」と声を振り絞るも手足や腰が痺れて動けない。

 

「ポカリ!ポカリ!」と彼女はとりあえず叫んだ。

「ポカリって点滴と同じ成分入ってる説あるけど本当かね」なんて話したかったけどそれも皆無。

でもシカトも可哀想かと思い全力で笑顔を作るもビビられる。だって目つきは殺人鬼。きっとひどい顔してたと思う。

 

そんな私の顔を見て悟ったのか、救急車を呼んでくれた。

すぐに救急隊到着。

 

あれよあれよとタンカーに乗せられて店を後にするその時、スタッフが心配そうに私を見ている。

いかん、店長としてこれ以上心配をかける訳にはいかない、とにかく後は頼んだぞ、と気持ちを込めてまた全力で笑顔を作った。

彼女はまた少し小さな声で「ヒッ…」といった気がした。

 

 

無事に病院について調べた結果、原因がよくわからないということになりました。

というか原因になりそうなものが何個かある、と。

とりあえずは胃腸炎ということで薬をもらって点滴3個くらいされて退散。

 

救急隊の方、病院でお世話になった方、すべての方が優しくてとても癒されました。

なんなら優しすぎて軽く私に惚れてんのかと思いました。若いセンセー。

 

恋が始まる予感がしたけど、お会計と共に終わりました。オーケーオーケー。

 

 

そして午後にはお店に戻り仕事再開。

仕方ないよね、いないんだもの、人が。

ビビるくらいの頭痛と吐き気と共に、あと冷えピタと共に、残りの仕事を乗り切ってやりました。戦争再開。

 

 

スタッフを始め、すべての人に感謝した一日でした。

ものすごい戦争記念日。

 

 

今日はお休みを頂きひたすら寝てましたが、こんなブログでも読んでくださってる方がいることを思い出し綴ってみましたよ。

そんな顔も知らないあなたにも感謝。

 

今の私、かなり仏。

昨日何回か気持ち的に死んだから、結構な仏感出てると思う。

振り返れば手とか合わせて太陽に感謝とかしてると思う。

 

 

ヨガ、始めよう。

こちとら10年ストーカー

こんばんは。

ブログ始めました、から何ヶ月経ってんだと。

そんな言葉が飛び交うような飛び交わないようなこの時期に更新します。

(飛び交いませんよ読者様2名だもの)

 

 

前回更新した際にブログなんて10年ぶりだと申し上げましたが、その10年前のブログの大半の内容を占めていた彼、そうです大好きだった彼のお話をまた綴りますかしら。


というのもね、最近たまあああああああああにね、呑むような仲になったんです。

思い出話に花を咲かせ、あの時実はこうだったんだぜこの時実はああだったんだぜと酒を酌み交わす・・・なんて素敵な元カレ元カノ像は、皆無です。

 

めちゃくちゃ他人行儀。隣にいてすみません。

てゆうか二人きりじゃねえ。毎回誰かしらなんなら何人か。

 

 

なぜこんな二人になってしまったか、恥ずかしながらも歌います。

聴いてください「こちとら10年ストーカー」

 

とね、歌いたい気持ちはやまやまなんですがね、そもそも曲とか作るセンス持ち合わせてないのでやっぱり綴るとしますかね。

 

県内の男子校に通う三村君。

友人を通して仲良くなりました。


三村君の渾身のギャグがくそほどつまらなくて、対私の渾身のギャグもダダ滑り。

そのままお付き合いに発展しました。

(なぜそれで付き合えたんでしょうね)

 

高校卒業と共に大学進学のため上京した三村君。

私は地元の専門学校へ。

 

上京した彼のお家へは片道2時間半、当時18歳の鼻水垂らした少年少女にはしっかり遠距離恋愛でした。

 

意識が飛ぶほど大好きだった三村君。

たまに白目を向いていたことでしょう。

そんな三村君に喜んでもらいたくて何でもしました。


おぼつかない料理、バイト終わったよの電話、どこまでしていいのかわからない彼の部屋のお掃除、そろそろ寝るねの電話、2週に一度の訪問、おはよう今起きたよの電話、電話、電話、電話。

遂にはイレギュラーの「てへっ来ちゃった」

 

 

うん、ぞっとするね。

そら次の週ふられるわ。重いっつって。今の私なら言えたであろう「だよねー重いよねヤバイよねーメンゴメンゴ!」が、当時の私には出す言葉さえ見つかりませんでした。

 

若かった。感情の表現の仕方を知らなかった。

遠距離恋愛2ヶ月にしてふられ、私の恋は終わりました・・・

 

と、ここで終われないストーカー気質な私。

「彼女として傍にいれないなら、友達として傍にいるわ!それならいいでしょう!な!?な?!」つって。

友達再スタート。

 

 

友達をスタートさせるってすごく不思議な言葉だし感覚だけど、当時の私にはそれしかなかったんです。

三村君に会えなくなるのだけは避けたかった。


思い返せば不思議な感覚は不思議なままで、よくある若い頃のなんだかよくわからない関係になってました。

毎日連絡とるしよくお茶とか飲みに行ってたし、彼女ほしいって言われた時には私じゃダメかね?と冗談ぽく言うも冗談ぽくダメと言われたりして。



そんな関係が長く続く訳がないですね。


別れて1年半の冬、三村君とふたり酒を飲んでました。

「むむ、帰りたくない」

私の感情が炸裂。

もちろん声には出してません。ただただひたすらに、終電がなくなるのを祈ってました。

そしてグッバイ終電。


渾身のしめしめ顔が出ていたことでしょう。


「何もしないから泊めてください」

と、三村君に向かって懇願。一生のお願いをその時に使い切りました。

答えはノー。


「絶対に手出しません、お願いします」

もはや潔い。我ながらよくここまでできた。

しかしながら答えはノー。


知ってはいたが彼はガードが固い。

その辺のフリーザより固い。


「ちゃんと別の場所で寝るのでお願いします」


ついにオーケー。

顔は嫌がりつつもしぶしぶオーケー。


私のテンションは、人生で最もハイになった瞬間でした。

何も打ったり吸ったりしてないのに、こんなにもハイになれてしまうものかと。


そんなこんなでお邪魔します。

久々の三村君ち。


汚ねえ。汚ねえけど、すき。

寝酒に1杯くらい飲んで、はい就寝。



ってちょっと待てえええええい



はい就寝。じゃないよ。

男女ひとつ屋根の下ですよ。そこ、三村君、ソファで寝るんじゃない。こっちに、ベッドに来なさい。


「何もしないから、一緒に寝よう」


答えは食い気味でノー。


「ベッド上のすごい対角線で寝るから、一緒に寝よう」

答えは……ノー。

え、なに今の間は?フリーザおめえ隙を見せたな?


「オラに元気を分けてくれよ」


答えは遂にオーケー。

イヤイヤのオーケー。


「オラ、アウェイのほうが俄然やる気だぞ」と言うや否や三村君隣で就寝。

まじかよ。



しかし夜は終わりませんでした。

浅い眠りの中、どのくらい寝たでしょうか、今、まさに、目の前に、三村君の、顔面。

ちょっとアゴを上げて口をチューの形にしてしまえば簡単にくっついてしまう距離に彼がいる。

これは?いいのか?オーケーってことか?暴れていいってことか?


いや待て、ここまで築き上げてきた「友達」という不思議な関係を壊してもいいのか?


私は悩みに悩みました。

きっと彼も薄い意識の中、同じように考えていたと思います。

お互いに起きているのか否か曖昧に気付きつつ、声はかけない。こんな状態を1時間くらいやっていたのではないでしょうか。


結果、「考えてもわからねえ、今日は満月だもの」と自らの尻尾を斬った悟空のように、私からチューをして一戦を交えました。








あれ?

冷たい。


次の日からの彼の対応が、アナと雪の女王よりも冷たい。アナだけに(下ネタです)



恐れていたことが、尻尾を切る前に考えていたことが現実となりました。

真面目な三村君には、もうこの不思議な関係を続けるには限界がきたようです。


しかしまさに不思議な関係、

限界も何も、終わるも何も、

終わりようがないのです。


悩んでる間も連絡は返ってこず、気持ちにケジメをつけるしかなくなっていました。



「話があるので今夜電話します」


やり直すことは出来ないか、だけが聞きたかったのです。

それがノーなら縁を切ろうと。


ドキドキして心臓飛び出そうな夜、

三村君は電話に出てくれました。


答えは食い気味でノー。

やり直すことは出来ないか、の出来な、くらいで「無理だね」


いやいや言い方ー!もっとあるじゃない言い方がさあ!

冷たい言い方が悲しすぎて、感情的になっちゃった私は、聞きたくもなかったのにダサい女のセリフが口から出ちゃったんですね。

「じゃあなんで…」と


「俺にもわからない。なんでもうお前のことが好きじゃないのにあーゆうことをしてしまったのか自分でもわからない」


28歳の私が教えてあげようじゃないの、20歳の三村君。男性特有の、生理現象ですよー。あなたは正常ですよー。


しかし器の小さかった私は、いや、わかっていたことを言葉にされて余計に図星をつかれた私は、受け止めることが出来ずに「縁を切りましょう」


それから約8年、地元の仲間が彼の仲間ということもあり数回顔を合わすことはあるもなかなか以前のように話すことはもちろん笑い合うことは皆無でした。


思い出しては泣き、あんなに俄然やる気だった自分に後悔をし、大失恋をかましました。


と、そんな三村君と。

ここ1年で3回も飲みました!!快挙なんですけどー!!


ストーカー気質な私はずっと引きずっていました。とはいえ若者、なんとなく近くの人と付き合ってはいました。そして三村君を思い出しては別れて、を繰り返し。


今なんとなく年上の彼氏がいます。


でも最後まで頑張りたかった三村君。

このまま結婚したら後悔しかないし、あわよくば感は否めないけど、頑張りたかった。

そして先月また何人かで飲めました。


お酒も入り、近くで見るリアル三村君にうっとり。

彼女がいるのは知っています。今更そんなことに凹むメンタルではありません。


なんとなーく、なんとなくこれが最後かな、と。最後来たかな、と。

終電で帰るのにホームで別れて、LINEをしました。


「今の彼女と結婚するんですか?」


なぜそんな奇行に走ったのか自分ではわかりませんが、この答え次第で最後に出来る気がしました。


LINEが来ました。

「まだわかりません」


真面目か、と。少しは弄べ、と。

最後まで真面目な三村君にほっこり。

なぜか、決定的なことを言われた訳じゃないのに、これでやっと終わりに出来ると少し楽になった次第であります。



そんな三村君のお話でした。

途中から真面目かつ雑な日記になってしまいましたね。悪しからず。



ありがとう三村君!最後まで敬語だったね!!

波よせて

波よせて



書いてみる、綴ってみる

もう10年も前になるだろうかしら。

ブログ、書いてたな〜なんて

ふとね、ふと思い出したんです。

 

 

ふと、と使うのは不適切か。正確にはじわじわと、ふつふつと。。。

ま、どちらでもよし。

誰も読んでいない、知りもしないこのネット上で、

私、を表現していきたいと思います。

 

自己満て、どこまでも気持ちいい。

 

 

学生の頃ですかね。ほぼ毎日ブログを更新しては楽しんでいました。

なぜでしょう。今思えば不思議です。

専門学校に通っては週7でカフェのバイトに入るという鬼畜スケジュールの中、どうして私は毎回にも指原さんの作るキメ顔ばりに気合いを入れられたのでしょう。

 

 

と、早速綴り始めて今気づきました。

この言葉選び、言葉遊びが楽しかったのでした。

日々転がっているしょうもないことを少し角度を変えて見て

すべてをくすっと花で笑ってしまうようなネタに変えられたら、

と毎日キラキラさせて生きていやがった自分を思い出しました。そして書いていて少し昔の自分に嫉妬しました。けっ

社会人になってどんどん更新しなくなって、気づけばネタ探しはどこへやら。

 

いけねえ、いけねえ私。

 

なりたくなかった大人になってしまっている。

誕生日の度に

「年だけとって中身変れね〜っすわ〜大人っていつなれるんすか〜」

なんてピーターパンシンドローム感むんむんに醸し出してたけど、なってたわ〜大人。

しっかりなっちゃってたわ〜。

 

さすがにまだ仲間内で不健康自慢はしないけど、昔は「漫画とか映画とか?ラブストーリーものとかちょっと興味ないんだよね〜」とか格好つけて言ってたものを今では今日は会社休みますにガチハマり。(水曜夜10:00〜日テレさんにて放送中!)

 

一周回るもんだよね〜好みって。

キュンキュンもいいとこ。もはやギュンギュン。

私もかわいい年下と社内ラブしたいし会社だって休みたい。

 

願えど願えどかわいい年下には出会えず。

そもそも私の会社、社長以外全員女子。

どちらかというとファーストクラス寄りという。まさかの裏番組。(水曜夜10:00〜フジテレビにて放送中!)

 

 

世知辛い世の中ですわ。

 

そういえば10年前は瑛太、あの瑛太が好きすぎてガチで出会えるように願っては知人を伝って血みどろになっていたっけ。

あの頃は年上の瑛太、今は年下の福士くん。

 

 

 

あれ、

 

変わってねえじゃん。

 

 

 

変わってねえじゃん。

大事なことなので2回言いました。

 

私のピーターパンシンドロームはあながち間違ってもいなかった。

 

 

これからは楽しいことばっかり見つけてこちらに綴ってみようかしら。

そうしましょう。